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腹の探り合いは如何に

2017/ 05/ 05
                 
夫との腹の探り合いなんて、阿保らしい事を

続けています。

夫婦として暮らし始めてから、何度となく私の角が生えて

その度にどちらかともなく折れて鞘に収まって

何事も無かったかのように年を重ねてきたものだから

今更、夫婦喧嘩にもならないのですが、今回は

どうにも私の腹が治まらなくて、空笑顔が白々しい

会話をしています。

今日も、少々話す機会があって、私なりの思いを

告げたのですが、今度は夫が凹み始めました。

今、夫は サピエンス全史  という本に気持ちが

傾いていまして、えらく感動しているのですが

私にも内容に同調して欲しくて、読み聞かせをします。

聞けば、面白い内容だと思いはしますが、正直興味を

持つ部類の本ではありません。

とうとうと音読する夫に付き合って、感想を聞かれ

率直な意見を言うと、ものすごく意外な顔をする。

どうしてそう考えるの? わからないの? と。

どうして・・って。

考え方は一律では無い筈だし、夫婦といえど

感性が同じとは限らない。

夫が感動したからといって、私が同じように感動を

するのが当然と期待するのは、妙だと思うのですが。

じっくり捉えれば、理解の方向も変わることもあり、

同調出きる事も多分にあるかもしれないけれど

感動や理解を強制されても困るのですよね。

結婚した当初からなのですが、夫は自分が読んで

感銘を受けた本を私に読ませたがる傾向にありました。

絶対に為になるから・・と。

最初は哲学の本でした。心理学の本も含めて。

自分の生き方の向上に役に立つのだといいます。

私の生き方考え方は全てがマイナスでしかないと。

何時のことだったか、苦痛だからと断って

それからは強制されることもなくなっていたのですが

ここ数日、俄かに始まりだして、それも意気揚々と

本当に嬉しそうに私を前にして、本の概略を話します。

そして、音読し始めるのです。

真面目に耳を傾けて、私なりに応じてはいるのですが・・

先日以来の腹の治まらない不快さもあって

つい、強い反発を含んだ口調になったのかも

しれませんが、その後の夫のガッカリした様子に

胸がチクッと痛みました。

家に籠って出ない私の代わりに買い物に出てくれて

帰宅した後、疲れたといい、自室に入るなり

寝息を立て始めてしまいました。

夫は精神的に疲れると、際限なく眠ります。

なんだか、腹を立て続けるのが馬鹿馬鹿しくなってきました。

過ぎた日に、何を言ったとしても夫の腹には何もないのでしょうね。

随分、罪な事を言い、傷つく事も多々あるというのに

わかっているのか、いないのか・・

頼もしい人柄だし、優しさも思いやりも豊かだと思う。

私が多くを求めすぎていると考えることもある。

お前は何時だって自由なんだから・・と常に言う夫の

言葉をそのままに受けている私が甘いのか・。

日頃の感謝の気持ちを忘れた訳ではないのだから

私の方で、気持ちのリセットをするべきなんでしょうね。

おまじないの「けしごむ」を使うことにします。


















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